2010年のバンクーバーオリンピックで「反省してまーす」と発言し、大きな話題となった元スノーボード選手の國母和宏さん。
あれから10年以上が経ち、現在はどのような生活をしているのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、國母和宏さんの現在の活動、スノボとの関わり、家族との暮らしまでわかりやすく解説します。
國母和宏とは?

- 名前:國母和宏(こくぼかずひろ)
- 生年月日:1988年8月16日(2025年で37歳)
- 出身:北海道石狩市
- 出身校:北海道東海大学 東海大学国際文化学部
- 身長:162cm
- 職業:プロスノーボーダー、スノーボード指導者
2010年のバンクーバー五輪前には服装問題で「反省してまーす」と答えた記者会見が話題になりましたが、その実力は世界トップクラスで、日本のスノーボード技術を世界に示した立役者です。
- ワールドカップ優勝(2005年)
- 世界選手権2位入賞(2007年)
- アジア競技大会優勝(2007年)
- ユニバーシアード優勝(2009年)
- NZオープン優勝(2009年)
- バンクーバーオリンピック8位入賞(2010)
「反省してまーす」とは
「反省してまーす」は國母和宏さんが2010年バンクーバー五輪出発時に記者から服装の乱れ(腰パン・サングラス・シャツ出し)を指摘された際、

服装について反省していますか?

チッうっせーな 反省してまーす
と軽い口調で答えたことで生まれた言葉です。
なぜ問題になったのか
この出来事は以下の点で問題視され、炎上しました。
- 当時の五輪選手団の公式服装を着崩して着用(腰パン・シャツ出し・サングラス)
- 記者会見での不真面目な態度と合わせて「国を代表する選手として不適切」であった
テレビでも繰り返し報道され、「反省してまーす」は流行語的に使われるようになりました。
2017年時の仕事は「映像制作」

2013年で日本代表の舞台から姿を消した國母さんでしたが、2017年にテレビ出演した時には、現在の仕事は「映像制作」と答えていました。
スノーボードの映像を製作するのが本業となっていたようです。
オフシーズンの夏には家族で農業をしている様子をインスタグラムに投稿されていました。
プライベートでは、2009年に3歳年上の一般女性と結婚し、2人のお子さんもいます。
2019年大麻密輸の疑いで逮捕

國母さんは2019年11月6日、米国から大麻を密輸した疑いで逮捕されました。
国際郵便で大麻リキッド(液体)を日本へ送付し、密輸した疑いがかけられ、大麻リキッド約57グラム、さらに乾燥大麻なども含めて合計で約68グラムが押収されました。
逮捕後
國母さんは2020年1月28日、東京地裁で懲役3年(執行猶予4年)の判決を言い渡されました。
執行猶予付きのため、有罪判決は確定したものの刑務所には入っていません。
4年間の執行猶予(執行猶予期間:2020年1月28日~2024年1月27日)の間に再犯等の報道はなかったため、現在(2025年7月)は完了済みで収監される予定はありません。
國母和宏の現在

農業に取り組んでいる
最近の投稿やスポーツ報知の記事では、農業に挑戦していることを明かしています。
2025年、昨今の米問題に関して「海外のうまい米食った事無い 無駄な事やめて 日本で作って日本で食う」とコメントし、日本産を強く推奨しています。
家族と地元で静かな暮らし
2022年1月ごろの報道によれば、國母さんは長野県に家族と共に引っ越したとのこと。
Instagramでは地元・北海道での親子ショットや、長野に引っ越して家族で暮らす様子を投稿しています。
アパレル&モデル業として活動
自身が関わるアパレルブランドのモデルとしての活動もされており、「競技者ではなく“表現者”として」の新たな活動スタイルを公言しています。
特にNOMADIKとのコラボウェアなども手掛け、デザインにも携わる動きがあります。
映像制作の仕事も継続中
國母さんは現在もスノーボーダーとして雪山を滑り、バックカントリーでの滑走映像制作を継続中。
迫力ある映像はYouTubeやSNSで公開され、国内外のファンから高く評価されています。
まとめ
「反省してまーす」で一躍話題となった國母和宏さんですが、現在は競技の枠を超えて“自分らしい生き方”を追求しながら、多方面で活躍を続けています。
過去の発言だけでなく、今どのように人生を歩んでいるのか知ることで新たな視点で國母和宏さんを見られるかもしれません。
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