【経験談】派遣社員のメリット デメリット

仕事

私自身20代のうちの5年近くは派遣社員として働いていました。

6社近く派遣社員として働きましたが、この記事では派遣社員であることのメリットとデメリットを私の経験談をもとに書いていきたいと思います。

経験談を元にした記述になるので偏見が混ざることもあります。

派遣社員のメリット

残業がほぼない

私自身何社か派遣社員として働いてきましたが、基本的に派遣社員は残業なしの派遣先が多かったです。

もちろん派遣先によって残業のある派遣先もあるとは思いますが、私の行っていた派遣先では基本なし、あっても月に10時間はいかないくらいでした。

これに関しては派遣先就業決定の際に残業が少ないところがいいならその旨を伝えれば多少融通が利くように思います。

責任がなく気楽に働ける

何かあった場合に派遣社員ではなくその派遣社員を監督している社員に責任が行くという仕組みになっている派遣先が多かったです。

だからといって何してもいいというわけではないですし、もちろんその監督している社員の方から何かあった場合は言い詰められます。
あくまで社員に比べれば、という意味合いにはなってしまいますが、あまり責任なく働ける環境ではありました。

派遣先を変えてもらうことができる

これに関しては私は何回か利用しました。

派遣先就業前に派遣先との面接があるのですが、いざそこに就業先が決まり、働き始めてみると実際予想していたのと違った、パワハラが始まった、ということもあります。
そういった場合に営業担当の方に問い合わせたところ私の場合は派遣先を変えてもらうことができました。

もちろんあんまり何度も変えてもらうことはできませんが、どうしてもその派遣先が無理だと思った場合は営業担当の方に相談してみることをお勧めします。

中には飛ぶ派遣社員(バックレてある日突然来なくなる人)も普通にいます。
これはやってはいけません、懲戒処分も最悪あり得ます。

派遣社員のデメリット

派遣を見下す社員が一定数いる

派遣を見下す社員はどこにいっても一定数いました。
人種差別に近いものを私は感じました。
名前で呼ばれない、無視される、といったこともありました。

あの人は派遣だから、といった理由で何かと相手にされないこともあったし、メリットで挙げた責任なく気楽に働ける、というのは諸刃の剣だと思わされます。

あまりひどいものだとパワハラになりえますので、そういった場合には営業に相談しましょう。

派遣元の営業が信用できない

基本的に派遣先とのやり取りのパイプ役になるのが営業なのですが、派遣元の営業はハッキリ言って信用しない方がいいです。

ただ信用できないとはいえ、派遣先とのやり取りは営業を介してすることになるので、なにかあれば営業担当に相談することになります。

私の場合派遣先との面接で不利になるようなこと話そうとすると横から足を踏まれたこともあります。
面接後普通にニコニコ話しかけられたときは寒気を覚えました。

面接なんていうのは基本嘘つき合戦だと思いますが、派遣の面接は特にそうです。

営業は派遣先に自分という人材を売りにいっていることを考えると納得できないこともないですが、基本的に営業担当はいい人の仮面を被った非人道的な人間だと考えておいた方がいいです。

お金が貯まらない

派遣社員はボーナスが基本的にないため、お金は全然貯まりませんでした。
実家暮らしの場合は貯まると思います。

派遣会社の方で独身寮を用意してくれる場合も多いのであれば利用した方がいいです。

私も生活水準をとにかく下げて生活していましたが、それでも全然貯まりませんでした。
これの解決案として、派遣先の仕事が楽で残業もないなら副業するのをお勧めします。
派遣元の方で副業禁止している場合もあるのでそこは確認しましょう。

私もあの頃副業でバイトでもしていればよかったなと思っています。

いつ契約を切られるかわからない

コロナが流行しだした2020年ごろ、初めて派遣切りに遭いました。

いつ契約が終わるか分からないというのは派遣社員最大のデメリットだと私は考えます。

幸い私はまだ20代だったのですぐに次の派遣先が見つかりましたが、私と一緒に派遣切りに遭った50代の方は次の就業先を探すのにかなり難航していました。

会社の事業規模縮小や経営悪化の際に真っ先にクビの対象になるのは派遣社員なので、そこは覚悟しておかなければなりません。

まとめ

今回の記事では私の経験談を元に派遣社員のメリットとデメリットを記述しました。
メリットも裏を返せばデメリットとも取れるものだったかもしれません。

残業がないからお金が貯まらない。
派遣先を変えてもらうたびに仕事を覚えなおさなければならない。


今の時代正社員だから一生安泰ということはないですし、リストラされることだってあります。
どんな働き方を選ぶにしても悔いのないよう生きれたらいいですね。
この記事が少しでも参考になりましたら幸いです。

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